「そんなに多く食べていないのになぜか太ってしまう」
「何やってもダイエット成功できない…」
と今まで結果が出なくて困っている方は多いですよね
私も実際なかなか痩せることができなくて悩んでいました
ではなぜ痩せなかったのか…
根本的に考え方が間違っている可能性があります
「痩せる」ってどういうことだと思いますか?
多くの方が「体重の減少」をイメージするのではないでしょうか
まずは「痩せる」について現役の理学力法士が思うことを解剖学的に説明します
痩せるとは
結論「姿勢改善」だと思います
ダイエットで必要なことは体脂肪は減らし、筋肉量を増やすことです
このためには姿勢改善が必須となります(特に女性は)
逆に姿勢改善が成功すれば普通に生活しているだけで痩せます
もちろん「体重の減少」は数字に表れてわかりやすいですがこれは水分量を減らしただけでも減少します
あとは「風邪で寝込んでいたら3kg減っていた」なんてこともありますがこれはダイエットでいこうと言えるでしょうか
私は言えないと思います
なぜなら筋肉量が減っただけの可能性が高いからです
筋肉量が減ると基礎代謝が落ち確実にリバウンドします
ちなみに太ももの太さをメジャーで計測している方もいますがこれも筋肉量で変化するのでお勧めしません(ウエストなら脂肪が多い部分になるのでOK)
ではどのように姿勢改善をしたかを説明します
ダイエット結果
今回は姿勢改善を目標にしたため肋骨周囲(バストアンダー)を指標にしました
私は結果として72.0cm(2022.2/5)から68.0cm(2022.12/25)−4cmに成功しました
実際に触って貰えばわかりますが肋骨周囲は脂肪や筋肉など軟部組織がつきにくい場所です
その為「アンダーが細くなる=肋骨が引き締まった=姿勢改善」につながります
意外と盲点ですが肋骨が引き締まるだけで見た目の変化がわかりやすいです
しかもアンダーでしたら女性は下着屋さんに行き計測してもらうこともできる為下着を買う度に変化がわかり面白いです
そして一度姿勢改善に成功すればリバウンドはほぼないでしょう
姿勢改善方法
ではどのようにして姿勢改善したか説明していきます!
肋骨が開いてしまう原因
一番の原因は反り腰です
これは多くの人が聞いたことあるのではないでしょうか
そして当てはまる人も多いと思います
反り腰とは
骨盤が前に傾き腰部が反ってしまうことです
女性に非常に多く腰痛持ちの方は大抵反り腰に当てはまります
反り腰の評価
膝を伸ばして壁に両踵をつける→後頭部を壁につける
腰に手が全部入れば反り腰です
どうでしたか?
多分ほとんどの方は反り腰だったのではないでしょうか
反り腰の原因
一番の原因は体幹筋力の低下です
特に腹横筋です
女性は20歳を超えると何もしなければ筋力は自然に低下していきます
体幹筋力は面積が大きい分低下する速度も早いのです
あとは帝王切開による筋肉の損傷なども低下原因にあります
また女性と男性では骨盤の構造が変わります
女性は骨盤を前に傾ける(前傾)させることによって股関節が脱臼しないようにしている人も多いです
そして反り腰になるとその上の胸郭(肩甲骨周囲)は硬くなり肋骨は開いてしまいます
難しい用語を使うと上行性運動連鎖なんて言いますが…
人間の体の構造上反り腰の人は肋骨が広がると思って貰えばOKです
逆を言えば肋骨が引き締まる=反り腰が改善傾向にあるとも言えます
特に鍛える筋肉3選
- 腹横筋
- ハムストリングス
- 臀筋群
上記の筋肉は鍛えるべき筋肉です
腹横筋はドローイン(腹式呼吸)・プランク、ハムストリングスや臀筋群はスクワット・ヒップアブダクションで鍛えることができます
筋トレはなんとか10回できる負荷で3セットほど行うと効果的です
ちなみに筋肉が構築されるまでには最低3ヶ月はかかります
その為短期間では姿勢改善は確実に困難です
ストレッチするべき筋肉4選
- 背筋群
- 腸腰筋
- 大腿直筋
- 下腿三頭筋
基本的にストレッチは1回20秒を朝・昼・晩の3セット行いましょう
まとめ
いかがでしたか?
今回は理学療法士の視点から根本的に痩せることについて考えてみました
細かいことを言えばキリがないのですが重要な点をまとめると筋トレ・ストレッチが重要だということがわかりましたね!
ぜひ最低3ヶ月は継続してみてください
確実に体は変化していきますよ
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